納得いかないこと

麻酔科をまわりだして、1週間が経ちました。
やっと挿管などの手技にも手を出していいことになり、まだ始まった頃よりはましな実習生活を送っています。

さて、麻酔科で疑問に思っていることがあります。
それは、麻酔管理はその場しのぎの管理（しかしていないように見える）のこと。

手術中はたしかに侵襲が高く、患者は相当なストレス下におかれています。
したがって術中に何が起こるかわからないため、万全(？)の管理をしています。
それは分かるのですが・・・

いくら、術中のvital管理が楽だからといって慢性肝炎の患者にじゃかじゃかと水や電解質を負荷したり、そこに点滴を採ったら術後に患者が不便だろう〜、というところにラインを取ったり・・・
ICUでは心不全の人にアルブミンを使ったり・・・

彼らの言い分は『今、このときが大事だ！後は病棟で主治医に任せればいい！』ですが、これははっきり言って患者のためになっていないような気がする・・・
でも、反論したけど、まったく受け入れてもらえなかった・・・

めぇめぇは内科、外科とまわって、麻酔科Dr.の無茶な輸液のせいで結構苦労させられることがあったのに・・・
彼らは自分たちがかかわっている時点のみ、安定していればいいのだとしか思っていないような気がする・・・

外科をまわっているときのほうが輸液管理は勉強になっていたなぁ〜〜〜


★今日おどろいたこと★
全麻からさめた患者の第一声が『めぇめぇ先生はどこ？』だったこと・・・
全麻からさめたときって、普通まだぼぉーっとしてて、こっちが『○○さん、分かりますか〜？』って大きな声で話しかけて、やっとうなずく程度なのに・・・
今日の患者はまず、めぇめぇがいることを確認した！
びっくり！
っていうか、それを聞いてたほかの麻酔科Dr.、執刀していた外科Dr.たちも唖然！
みんな、『なぜめぇめぇなの？』って感じだった・・・
めぇめぇ自身もそうだった・・・
だって、めぇめぇは前日に初めて会って、麻酔のプレラウンドをして、当日麻酔をかけるときにしか会ってないのに・・・
ちゃんと術後で麻酔から醒めたとことだ！って認識してるなら、まずは主治医を呼ぶでしょ！
なんで、めぇめぇなの？
かなり疑問・・・
そういう時はいつもなら、『やっぱりめぇめぇの誠実さのせいでしょう！』なんて、軽く冗談も言えるのだが、今日はまったく予想だにしない発言で・・・
うまい冗談も言えなかった・・・(笑)


＞＞さち先生
＞＞雪見先生